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コノシメトンボ

Sympetrum baccha matutinum

ハチクマ  翅の端部が褐色のトンボで、顔面まで赤くなるのは近所ではこの種だけ。なので秋になるとわかりやすい。生息範囲はかなり広く、高山地から、平地の市街地にまで及ぶらしいが、うちの周辺ではあまり見ない。
 最初に見かけたのは、東の湖の周辺にある標高550mほどの高台で、渡りのタカを眺めに行った時。このトンボを見かける場合には、群れていることは少ないが、この時は周辺にそこそこの数がいた。その10年後に同じ所に行ってみたけど、近くの人口池で多くのペアが産卵してた。
 ノジコを見に出かける先。そこそこの広さのある湿地でも見るが、湿地のどこで遭遇するかわからない、という状態。
 一方、平野部の田んぼの中のため池、それも周辺が公園化された大きなため池や、プールくらいの植生の乏しい小規模な用水池でも見かけている。

コノシメトンボ

 近所の公園でコンクリート製の人口池の上で飛ぶ♂。
2023年10月16日

コノシメトンボ

 近場では近所の公園の池や近所の山麓。その近所の山麓で、オオルリボシヤンマやネキトンボが産卵してた池近くの草地にいた♀。
2018年10月17日

コノシメトンボ

 最初に見かけた高台で、やはりタカを見に行った際に、近くの人口池を見たら、数ペアが産卵しており、近くには交尾中のペアもいた。
2022年9月24日

コノシメトンボ

 産卵のために水上を飛ぶペア。農地の中にある学校プールほどの大きさの浅い用水池で、プールにも産卵するというタイリクアカネや本種が産卵してた。
2020年10月6日

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