翅の端部が褐色のトンボで、顔面まで赤くなるのは近所ではこの種だけ。なので秋になるとわかりやすい。生息範囲はかなり広く、高山地から、平地の市街地にまで及ぶらしいが、うちの周辺ではあまり見ない。
最初に見かけたのは、東の湖の周辺にある標高550mほどの高台で、渡りのタカを眺めに行った時。このトンボを見かける場合には、群れていることは少ないが、この時は周辺にそこそこの数がいた。その10年後に同じ所に行ってみたけど、近くの人口池で多くのペアが産卵してた。
ノジコを見に出かける先。そこそこの広さのある湿地でも見るが、湿地のどこで遭遇するかわからない、という状態。
一方、平野部の田んぼの中のため池、それも周辺が公園化された大きなため池や、プールくらいの植生の乏しい小規模な用水池でも見かけている。
2023年10月16日