ご近所のトンボ不均翅亜目トンボ科 >タイリクアカネ

タイリクアカネ

Sympetrum striolatum imitoides

ヨシゴイ  ユーラシア大陸に広く分布するという赤トンボ。似たような名前のタイリクアキアカネというのもいるが、そっちは国内で繁殖しているか不明。
 平地の開放的な止水で繁殖し、使用期間外のプールでも繁殖するらしい。なので、公園等のコンクリート壁の人工池でも見られる。
 近所の川の下流部ではワンドや周辺の公園で普通に見られ、渡り途中のヨシゴイなどの夏鳥を見に行ったついでなどでよく見たけど、そこが2020年からは保健医療リソースを過剰に削減したせいで感染症の危険地帯となり、行く気がなくなった。でも、その年は内陸部の溜池で、翌年は近所の公園で大量に見かけたんで、やはりフツーのトンボという印象がある。でも地域によっちゃ、めったに見られないとか。

タイリクアカネ

 最初に見かけた個体は、徒歩10分程度の近所の公園。抽水植物の生育展示用のコンクリートの人工池。
2013年10月19日

タイリクアカネ

 近所の川の下流で、堤防外にある公園のコンクリート製人工池に張り出した樹上にいた♀。河川敷でトリを撮った帰り、河川敷とバス停が最も近いのがこの公園なので、河川敷に行く際にはよく通る。
2015年10月20日

タイリクアカネ

 最初に見たのと同じ公園で8年ぶりに見かけたが、植物さえ展示してないコンクリートの池で、晴れた日には十組くらいが産卵してた。コンクリートの壁で交尾してるペアもいた。
2021年10月22日

タイリクアカネ

 同じ池で産卵中のペア。♂の頭から♀の尻尾までわかる程度に絞ると翅がブレ、背景が濃いのとタイリクアカネの特徴の翅の色が成熟すると薄くなることもあり、赤色が出ない。
2021年10月30日

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