リスというのはスイスの昆虫学者。影の薄いトンボという感想。アカネ属としては大きくもなく、小さくもなく、珍しくもなく、翅の先端が褐色のトンボでは最もよく見かけるけれど、やたら見かけるという印象もない。薄暗いとこで留まってるのを見るけれど、あまり活動中には遭わない。
裏山の池にもおって、ちょうど、裏山に秋のトケン類が来る頃に、その脇の湿地の水溜まりにいつもいるので、トケンがいるかどうか見に行った際に撮ることが多い。止水性だけど、川に砂が積もって取り残されたようなとこでも見る。
撮っててても、薄暗いとこににいるんで、飛翔も撮れない。交尾を見かけるけれど一瞬で、すぐにそこらの樹上に上がってしまい、見えない。産卵も薄暗い所でホバリングしながらなので、ブレてしまう。なので留まってる絵しかまともには撮れない。
存在感を発揮するのが、ナニワトンボを撮りに出かけた先、ナニワトンボが来ると追い出してしまうんで、ナニワトンボが撮れなかったとかもあり、あんまり好印象のないトンボ。
2016年8月22日