ご近所のトンボ不均翅亜目トンボ科 >リスアカネ

リスアカネ

Sympetrum risi risi

ニホンリス  リスというのはスイスの昆虫学者。影の薄いトンボという感想。アカネ属としては大きくもなく、小さくもなく、珍しくもなく、翅の先端が褐色のトンボでは最もよく見かけるけれど、やたら見かけるという印象もない。薄暗いとこで留まってるのを見るけれど、あまり活動中には遭わない。
 裏山の池にもおって、ちょうど、裏山に秋のトケン類が来る頃に、その脇の湿地の水溜まりにいつもいるので、トケンがいるかどうか見に行った際に撮ることが多い。止水性だけど、川に砂が積もって取り残されたようなとこでも見る。
 撮っててても、薄暗いとこににいるんで、飛翔も撮れない。交尾を見かけるけれど一瞬で、すぐにそこらの樹上に上がってしまい、見えない。産卵も薄暗い所でホバリングしながらなので、ブレてしまう。なので留まってる絵しかまともには撮れない。
 存在感を発揮するのが、ナニワトンボを撮りに出かけた先、ナニワトンボが来ると追い出してしまうんで、ナニワトンボが撮れなかったとかもあり、あんまり好印象のないトンボ。

リスアカネ

 裏山の池周辺の林内に留まってる♂。だいたいがこういう絵にしかならん。
2016年8月22日

リスアカネ

 普通にいる種にもかかわらず、連結状態を見ることは少なく、交尾もめったに見ない。陽の当たるところで繋がってることすらあまりない。
2022年10月19日

リスアカネ

 風が強く産卵がしにくいのか連結状態で留まるペア。秋も深くなった頃で、ナニワトンボももう水際にはいなかったが、こっちの方がむしろ希少なショットかもしれない。
2020年10月24日

リスアカネ

 産卵中のペア。裏山の池の畔、水際から離れた草地で、樹の陰に隠れるように連結しながら上下してた。
2021年10月4日

▲トップに戻る ■リストに戻る