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ウスバキトンボ

Pantala flavescens

零戦 トンボ界の零戦。身体に強度がない。長距離、長時間飛行のために犠牲にしているそうな。低翼面荷重に高アスペクト比。死んじゃうために飛行してるし。違うのは量産性か。
 初夏から見られ、夏にはそこらじゅうで飛んでる。裏山の池でも水面上ではなく、抽水植物の密集した上や、周辺の公園でよく見る。近所の川でも河原で大量に飛んでるけど、川で発生してるというよりは、河原が草原っぽくなっててウスバキトンボに好まれるんだろう。
 飛んでるのをよく見るトンボは飛翔を撮ろうとするけれども、「マリアナの七面鳥撃ち」と言えるほどには、歩留まりがよくない。数が多くて集中力が散漫になるのと、天気が悪くなれば、そこらに留まり、ナンボでも撮れるからか。

ウスバキトンボ

 お盆の頃、ピークを迎えるんで「精霊トンボ」ともいうらしい。お盆の河原で撮ってみた。
2013年8月15日

ウスバキトンボ

 天気が良くても留まってるのはいる。トンボ科なのにぶら下がって留まるのは、強度不足のためか。
2015年8月12日

ウスバキトンボ

 急に曇ったり、にわか雨だと、そこらで飛んでたのが、草にぶら下がる。
2016年7月12日

ウスバキトンボ

 脚を出して飛んでた。捕食中か。
2018年8月7日

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