日本最小として有名で人気のあるトンボ。小さくても成熟した♂は真っ赤いけなので、そんなに気づきにくいもんではない。♀は気付きにくい、というより、アブを♀と思って近づいて、ちゃうと気付くという場合がけっこうある。
裏山の池にいるのだが、以前は近寄れないあたりにいて、たまに岸に来たのを見る程度で、出かけた先で見るということが多かった。けれども、ここ数年は岸近くでも羽化、生息、産卵しているので、ごく普通に見られるようになった。
2018年には、4月30日に未熟♂を見かけたのが最初。ところが6月頃には同じ場所では見られなくなった。ところが7月には再度、見られるようになり、7月30日にも未熟♂を見ている。見られる、見られないは、湿地の水のたまり具合や、6月にその場所によくいたスズメやムクドリ、他のトンボの影響もあるだろうけど、どうも3ヶ月に渡って羽化しているようだ。
2016年6月20日