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ハラビロトンボ
Lyriothemis pachygastra
その名の通り腹部の幅の広い小形のトンボで、春から夏に見られる。
草原性のトンボ、というか、どこか近くに水域があるんだろうけど、湿地に限らず、背の低い草が豊富な場所で見られる。
裏山の池でも、背の低い抽水植物が生えたあたりや岸辺の草地、近所の川上流部にある休耕田で見られるが、年によって増減が激しい印象がある。。
羽化した直後は、全体に薄い橙色。
2016年5月7日
♂は、羽化後に全身が黒くなっていくが、成熟してくると、いわゆる粉をふいて、黒からグレーになっていく。
どうしても特徴である腹部がわかるように撮ってしまうので、写ることも多くないけれど、顔面にメタリックブルーの斑点があるのも特徴。
2018年5月15日
交尾中のペア。
2020年5月17日
産卵中の♀。♀は黄褐色と黒で特に腹部が幅広い。脇にはハッチョウトンボがいるが、さすがハラビロトンボがだいぶ大きい。♂色の♀もいるそうだが、いまだお目にかかれず。
2020年5月17日
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2016年5月7日