夏の中型サナエ。オナガというが尾が長いというよりも♂の尾部先端の生殖器官が巨大。そういえばドウキョウオサムシという甲虫がいるらしい。ドウキョウというのはキトーによって重用された僧で、さぞかしすごいキトーだったんだろうけど、そのドウキョウがスゴイのはキトーだけじゃないという俗説に基づいたらしい。でも、トンボの和名を付けた人はもう少し婉曲に名付けたようだ。なお、右の絵はやはりキトーによって重用された帝政ロシアの僧で、こちらもスゴイのはキトーだけではなかったらしいけど。
近所の川はもちろん、中流域ならあちこちにいる。♂が河原に出てくるのが暑い時期なので、巨大なモノを屹立させた姿勢で留まってるのをよく見る。♀は川近くの樹上や草の上でよく見るが、けっこう中流域から離れた所でも見かけることがある。
2016年7月27日