ご近所のトンボ不均翅亜目サナエトンボ科 >オナガサナエ

オナガサナエ

Melligomphus viridicostus

キトー僧 夏の中型サナエ。オナガというが尾が長いというよりも♂の尾部先端の生殖器官が巨大。そういえばドウキョウオサムシという甲虫がいるらしい。ドウキョウというのはキトーによって重用された僧で、さぞかしすごいキトーだったんだろうけど、そのドウキョウがスゴイのはキトーだけじゃないという俗説に基づいたらしい。でも、トンボの和名を付けた人はもう少し婉曲に名付けたようだ。なお、右の絵はやはりキトーによって重用された帝政ロシアの僧で、こちらもスゴイのはキトーだけではなかったらしいけど。
 近所の川はもちろん、中流域ならあちこちにいる。♂が河原に出てくるのが暑い時期なので、巨大なモノを屹立させた姿勢で留まってるのをよく見る。♀は川近くの樹上や草の上でよく見るが、けっこう中流域から離れた所でも見かけることがある。
 

オナガサナエ

 近所の川の♂。中流域だけど、こういう堰堤があって流れを緩やかになってる。背景は公園だけれど、写真に写ってない側の右岸では人家が並んでる市街地。
2016年7月27日

オナガサナエ

 裏山の川の石の上。ホンサナエ、アオサナエ、ヤマサナエも撮ってる場所。
2017年6月24日

オナガサナエ

 近所の山麓にいた♀。オニヤンマやミルンヤンマを見る源流域だけれど、中流域からはそう離れてはいない。
2015年7月25日

オナガサナエ

 近所の川の上流で産卵する♀。ミヤマカワトンボやコシボソヤンマが見られる程度の上流域。
2016年8月13日

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