ご近所のトンボ不均翅亜目サナエトンボ科 >アオサナエ

アオサナエ

Nihonogomphus viridis

キマダラルリツバメ  緑色が特色の中型サナエで、日本固有種。学名でも属名が日本固有種ぽいけど、属レベルでそうなのかは知らない。種名も緑ぽい。
 石の上だとよく目立つ色で、近所の川でよく見られるし、西の川でも見られる。ただ、どこでも普通にいるかといえば、そうでもないようだ。それに敏感という人もいるけれど、けっこう呑気なやつもいて、望遠レンズでなくても撮れることもあり、見つけやすく撮りやすく、色も鮮やかで、よく撮ってる。
 よく撮ってるのは裏山の川だけど、ほとんど♂で♀はあまり見かけない。夕方近くに産卵を見かけたこともあり、遅い時刻に行けば見られるんだろうけど、この川の土手には桜の樹があり、キマダラルリツバメが発生しており、毎日のように飛ぶ時刻の前にやって来て、網を振り回している死体収集マニアのオッサンがいて、気持ち悪くて近づきたくない。

アオサナエ

 裏山の川の♂。石の上に限らず、砂礫の上で見ることも多い。
2017年5月30日

アオサナエ

 同じ川の♂。
2017年7月7日

アオサナエ

 石の上の♂は目立つけれど、葉の上にいることが多い♀は目立たない。テントウムシを食べたのか。不味くてあまり食われない虫とは聞いていたけど。
2016年6月9日

アオサナエ

 グンバイトンボを見に行った川で産卵する♀。尻尾の先にタラコっぽい卵を付けてる。遅い時刻じゃないけど、あまり天気がよくない日だった。なのでノイズだらけの絵だけど、こういう時を狙って産卵するのだろうか。
2023年6月23日

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