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オジロサナエ

Stylogomphus suzukii

オジロワシ ヒメサナエと似た姿と生活の小形サナエトンボ。そんなに珍しいわけでもないのに、長いこと写せなかった種で、トンボ屋さんにしてみれば、ヒメクロサナエやヒメサナエを撮っているのになぜ、と思うらしく、不思議がられたことがある。
 オジロサナエがいるような所にいるトリは、春にたいがい撮ってて、オジロサナエがいるような季節には、出かけないか、もっと奥山に行くからだと思う。
 近所の川の上流で目にしたこともあるのだけど、木漏れ日の差す薄暗い川で、飛ばれた時には目で追いきれない。

オジロサナエ

 西の川の支流。グンバイトンボを撮っていたら、羽化したてのが、数匹、そこらの葉に留まっていた。
2018年6月5日

オジロサナエ

 同じ場所。7月になって行ったら、やはりオジロサナエの♂がいた。中流で羽化し、林内で成熟するらしいが、林縁の川ということでか、ほとんど動かないのもいるようだ。
2018年7月14日

オジロサナエ 

 同じ場所で9月にコシボソヤンマを見ていたら、護岸の上に降りて来た♂。上流域で産卵するらしいが、羽化した場所で♀を待ってた個体もいるようだ。
2018年9月19日

オジロサナエ

 庭園の細い流れの石の上にいた♂。庭園から道路を挟んだ所には川があって、そちらで繁殖しているのかもしれない。
2021年7月21日

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