最も馴染みのある小形サナエといえば、ダビドサナエかヒメクロサナエ。ダビドサナエは歩いているといるのに気づくが、こちらは座っていると向こうから見える所にくる。近所の川の源流域にはたいていの場所で見ている。
コマドリ来る頃、源流域で探していると、羽化直後の個体を見かける。夏鳥がやってくる時期には、そのトリが水飲みや水浴びに来る渓流の溜まりあたりで待っていると。ヒメクロサナエがいるのを見かける。
ただ、見かけることは多いけれど、交尾や産卵を見ることは少ない。林内の渓流沿いで見通しがいいわけでもなく、石の上で留まっているならともかく、樹木が背景だと気付かないことも多いからだと思う。
2016年4月20日