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ヒメクロサナエ

Lanthus fujiacus

コマドリ  最も馴染みのある小形サナエといえば、ダビドサナエかヒメクロサナエ。ダビドサナエは歩いているといるのに気づくが、こちらは座っていると向こうから見える所にくる。近所の川の源流域にはたいていの場所で見ている。
 コマドリ来る頃、源流域で探していると、羽化直後の個体を見かける。夏鳥がやってくる時期には、そのトリが水飲みや水浴びに来る渓流の溜まりあたりで待っていると。ヒメクロサナエがいるのを見かける。
 ただ、見かけることは多いけれど、交尾や産卵を見ることは少ない。林内の渓流沿いで見通しがいいわけでもなく、石の上で留まっているならともかく、樹木が背景だと気付かないことも多いからだと思う。


ヒメクロサナエ

 近所の川の源流域でコマドリを探していると、羽化直後のヒメクロサナエに遭遇する。
2016年4月20日

ヒメクロサナエ

 近所の山麓。5月になると成熟した♂が、渓流沿いの石や倒木の上で、餌や♀がやって来るのを待っているのをよく見る。
2017年5月26日

ヒメクロサナエ 

 ♀は渓流沿いよりも、そこらの道の脇で見ることが多い。せまる初夏、倒立してる。
2017年5月28日

ヒメクロサナエ

 サナエトンボでは珍しく留まって産卵する。ダビドサナエやクロサナエも生息する近所の川の上流域だが、ダビド属を見る渓流ではなく、やや下流で合流する林道を挟んだ反対側で染み出した水が作った流れでヒメクロサナエをよく見る。
2024年5月14日

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