春の小形サナエトンボで、コサナエ属4種のうち、最も初遭遇までに時間がかかった。サナエトンボは♂は水域近くで見られるが、♀は離れた所にいるので、どうしても♂の方が見つけやすい。一方、偶然に♀を見かけて付近の水域を探して山地に行き当たることもあり、タベサナエもその例だった。
最初に見たのは、山際の農業用のため池だったけれど、流水域でも見られるんで、グンバイトンボのいる水路に、時期的に少し早いかと思いつつ、ヒバリの巣立ち頃に行って見たら、そこでも見た。交通の便がいいので、以来、そこで見ていて、コサナエ属で最も数の見られる種になった。
2017年6月14日