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タベサナエ

Trigomphus citimus tabei

ヒバリ  春の小形サナエトンボで、コサナエ属4種のうち、最も初遭遇までに時間がかかった。サナエトンボは♂は水域近くで見られるが、♀は離れた所にいるので、どうしても♂の方が見つけやすい。一方、偶然に♀を見かけて付近の水域を探して山地に行き当たることもあり、タベサナエもその例だった。
 最初に見たのは、山際の農業用のため池だったけれど、流水域でも見られるんで、グンバイトンボのいる水路に、時期的に少し早いかと思いつつ、ヒバリの巣立ち頃に行って見たら、そこでも見た。交通の便がいいので、以来、そこで見ていて、コサナエ属で最も数の見られる種になった。

タベサナエ

 最初に見かけた♀。6月も中旬になってから、他の目的のついでに覗いたため池手前の草地。
2017年6月14日

タベサナエ 

 最初に♀を見かけた近くにあった池にハイシーズンに行ってみた。いたのは♂ばかり。その中でお食事中の個体。
 オグマサナエもいるかと探してみたけど、他にいたコサナエ属はフタスジサナエの♀だけだった。
2018年5月11日

タベサナエ

 前年の7月にグンバイトンボを見かけた川というか水路。春には何がいるかと行ってみたらタベサナエが大量にいた。以降、タベサナエは、専らこの水路で見ている。
2018年5月1日

タベサナエ

 風があったので交尾中に♂の尻尾から♀が離れたけど、生殖器官だけで繋がっているようだ。そう簡単には抜けないとというか外れないものなのか。。
2024年5月2日

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