ご近所のトンボ不均翅亜目ヤンマ科 >マルタンヤンマ

マルタンヤンマ

Anaciaeschna martini

オオムラサキ ブルーと赤褐色の組み合わせで人気の高いトンボ。別に珍しいわけでもないけど人気が高いのは蝶ではオオムラサキがそうか。♂がよく見られる時期も一緒。ただ、數はいるけれど、見るのは簡単じゃない、
 特にナンギなのは、近所だけかも知れないが、ぶら下がりを探しても♀は見つかるのに、♂が見つからない。そんなに暗くなる前に飛翔を眺めていても、♀は上空をわりとゆっくり飛んだりするのに、♂は暗くなってから、低く高速で飛ぶんで、気付いたら通り過ぎて行ったというパターンが多い。
 裏山の古い池は、かつてはマルタンヤンマの名所だったらしく、高齢のトンボ屋さんに、水棲生物全体が天然記念物なる以前に採りに行った話を聞くが、今でもいることはいるわけで、夏の夕方には、どこにこんなにおったかと思うほど「湧いて」出てくる。

マルタンヤンマ

 この時はマクロ用のストロボを持って行ってたので、使ってみた。
 ぶら下がってる間に、尻尾を腹に充てたんで、移精かと思ったけれど、その瞬間には間に合わず、尻尾を曲げたところが撮れただけ。 2016年7月7日

マルタンヤンマ

 ぶら下がってる♂。とりあえず300mmレンズで撮ってみたけど、暗い所にいるし,背景には陽が当たってるしで、マクロレンズとストロボ使用にと交換してる間におらんようになってた。
2023年7月7日

マルタンヤンマ

 裏山の古い池の畔で、知ってる人は知ってる(アタリマエか)「供養塔」の裏側あたりにぶら下がってた♀。以降、マルタンヤンマをどこで撮ってるか聞かれたら、黄昏時か「供養塔」の周辺と答えているんだが、黄昏時に「供養塔」の周辺と思われているようで、実際に行ってみたという人はいないようだ。
2016年7月11日

マルタンヤンマ 

 ♀の黄昏飛翔。まだ明るいというか、沈む前の夕陽が当たって撮れることもあるが、周囲が山なので、日没時刻より前のまだ明るいうちから陽が隠れるんで、そうあるこっちゃない。
2016年8月1日

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