ブルーと赤褐色の組み合わせで人気の高いトンボ。別に珍しいわけでもないけど人気が高いのは蝶ではオオムラサキがそうか。♂がよく見られる時期も一緒。ただ、數はいるけれど、見るのは簡単じゃない、
特にナンギなのは、近所だけかも知れないが、ぶら下がりを探しても♀は見つかるのに、♂が見つからない。そんなに暗くなる前に飛翔を眺めていても、♀は上空をわりとゆっくり飛んだりするのに、♂は暗くなってから、低く高速で飛ぶんで、気付いたら通り過ぎて行ったというパターンが多い。
裏山の古い池は、かつてはマルタンヤンマの名所だったらしく、高齢のトンボ屋さんに、水棲生物全体が天然記念物なる以前に採りに行った話を聞くが、今でもいることはいるわけで、夏の夕方には、どこにこんなにおったかと思うほど「湧いて」出てくる。
ぶら下がってる間に、尻尾を腹に充てたんで、移精かと思ったけれど、その瞬間には間に合わず、尻尾を曲げたところが撮れただけ。 2016年7月7日