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オオルリボシヤンマ

Aeshna crenata

コルリ 山地性だけど、時々出かける高層湿原や高原の池だけじゃなく、裏山の奥の山際でもよく見る。
 近年では近所の山麓に繁殖を終えたコルリが来る頃、砂防ダムの水溜まりでよく撮ってた。数年前に造られたばかりだけど、その2年後に、かなりのオオルリボシヤンマが来ているのに気づき、以来、近いこともあってよく行っている。抽水植物もほとんどなく、ダムが造られた際に伐られた樹が水面に浮いていて、♀はそれに産卵している。だけど土砂崩れで埋まってしまった。
 それでも、高層湿原やタカの渡りを見に行く山の池など、毎年、どこかでは出逢ってる。

オオルリボシヤンマ

 産卵する♀。出かけた先の高層湿原。♀は、この絵のように♂同様の色合いの「水色型」と腹の斑点がが胸と同色の「黄緑型」があるというけど、どちらかに明確に別れるというよりも、連続して色の変異があるようで、中間的なのもいる。
2015年9月5日

オオルリボシヤンマ

 飛んでる♂。出かけた先の高層湿原。けっこうホバリングするんで、飛翔が撮りやすいヤンマではあるんだけど、ホバリングを撮ると翅がブレる。それでもいいんだけど、翅も写そうと思ってシャタースピードを上げると、そのぶん絞れなく被写体深度が浅く、全体にピントが来ない。なので、クルージングしているところを狙うのだけど、ファインダーで捉えてもフォーカスが追っつかん。
2016年9月9日

オオルリボシヤンマ

 黄緑型の♀。近所の山麓。♀は産卵場所から飛び上がっては、しばしホバリングをして、別の場所に移動し、産卵を続ける。
2018年8月28日

オオルリボシヤンマ 

 産卵場所を移動する♀と上空の♂。♂は♀が空中にいる間は、このようにやや上や後を付いて回っているが、降りて産卵を始め、しばらくすると上空に飛び上がって、池の上を巡回し出す。
 ♀は水色っぽい黄緑の「中間型」という感じの色合い。♀の色合いによって、♂の行動が変わるのか、気にはしているのだけど、明確にここが違うと気付いた点はない。
2018年8月28日

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