ご近所のトンボ不均翅亜目ヤンマ科 >ヤブヤンマ

ヤブヤンマ

Polycanthagyna melanictera

キビタキ  里山のトンボで、ちょうどキビタキが鳴いてるような時期と場所で、あちこちで遭遇する。裏山でも普通に生息しているし、結局はほぼ毎年、何度か出会っている。年によってよく見かける場所も違い出会い頭が多く、予期せず出会うことが多く見ると得した気分になる。
 出逢う機会が多いので、ぶら下がりだけでなく、交尾や産卵も見ている、というより♀の産卵場所で待ってりゃ♂も来るというパターンが多い。  黒と黄というヤンマやサナエによくある色に、青いお空を飛ぶことがめったにないトンボに多いブルーの眼という組み合わせで、スマートな印象を受ける。特に変わった所もないけれど、ヤンマらしいヤンマ。

ヤブヤンマ

 裏山の新しい池近くの湿地にある水溜まり。水面近くをゆっくり飛び、一旦、泥に降りた大形のトンボがいたんで、撮ろうとしたけれど、すぐに林内に消えた。また来るかと待っていると、地上1.5mくらいをゆっくり飛んで、そのまま水溜まりの上に張り出した枝にぶら下がったのがいて、ヤブヤンマの♂だった。
 先のはおそらく♀だったんだろう。
2015年7月30日

ヤブヤンマ 

 上の近くの水溜まり。腹部のブルーもいいアクセント。
2023年7月27日

ヤブヤンマ

 近所の川の上流にサンコウチョウを見に行った際、ムカシヤンマの産卵する崖のやや下流の沢の上で、交尾中の大形のトンボがいた。ムカシヤンマの交尾ってこうなんか、と思って撮ったらヤブヤンマだった。
 まだ5月だし、♂の目玉もまだ青くなってないのに。御法度の児ポにならんかとブログに載せるのを躊躇した絵。
2016年5月21日

ヤブヤンマ 

 オオルリボシヤンマを見に行く池に行ったら、何か違うのがいる。ヤブヤンマの♀も産卵に来ていた。もうシーズンも終わり頃なので、♀でも眼がかなり青くなっている。
2019年8月24日

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