数年前の夏にカトリヤンマやナニワトンボを撮った池沿いの雑木林が、最寄り駅から直通で行けて便利なこともあって、たまに行くようになった。雑木林の外側には農地や草地が拡がりセッカが鳴きながら飛び回っている。
そこで3年目にして、ネアカヨシヤンマのぶら下がりに遭遇した。その次に行った際も、翌年も出会ったし、なぜにそれまで見られなかったか不思議。でも見たのは♂のぶら下がりだけで、絵面としては同じようなのばかりで、♀も産卵にも遭遇せずにいる。
裏山の古い池で、ヤンマの黄昏飛翔を見ていると、翅の色合いから、きっとそうだというのも見たことがあるし、よく出かける湿地でも確認されているしで、そのうち他でも、静態じゃない生態も見られるだろうとは思っているのだが。
2017年7月16日