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アオヤンマ

Aeschnophlebia longistigma

モリアオガエル 寸胴でミントグリーンのヤンマ、ゆっくり飛ぶし似たようなトンボがいないんで、見かければ、すぐにアオヤンマだとわかる。
 初夏、裏山でモリアオガエルが産卵する頃に、古い方の池に行けば、お目にかかれるが、同じコースをくり返して飛ぶとではなし、抽水植物の背より低いところを飛ぶし、周辺の林で飛んでても留まりそうで留まらない。なので、なかなかまともに撮れないトンボ。
 2015年に摂食中や飛翔中を撮って、以来、毎年のように見てるけど、交尾や産卵が撮れたのは5年目。飛翔中はいまだにモヒトツ。よくネットで見るような目の高さでただ留まってる状況には出逢ったこともない。

アオヤンマ

 これは裏山の池じゃなくて出かけた先。ここはヨシ原より高い所に道があって見下ろすことができるんで、ヨシに隠れる裏山の池よりも追いやすい。ゆっくり飛んでたんで狙おうとしたら、ヨシに留まった。ヨシの隙間から見える所から撮ってみたら、クモを捕まえたようで食ってた。
2015年6月10日

アオヤンマ

 やっぱり、アオヤンマらしいのはヨシの間を飛ぶところ、ということで、シーズンには時間が空くと裏山の池で、よく飛んでるあたりを狙って待つことがある。当然、ヨシにピントをとられるんでAFでは撮れない。かといって、ゆっくりでも不規則に飛ぶんで、なかなかフォーカスが間に合わない。♂は尻尾が青っぽく写る。
2020年5月27日

アオヤンマ

 ヨシの間を飛んでるアオヤンマを見ていると、たまに♂が♀を捉えるのが見られるが、交尾はヨシの間の見えない所か、高い樹の中に飛び上がってしまうことが多い。ヨシの中でも何とか隙間から見通せる所で交尾中のペアに出会うこともある。
2020年5月30日

アオヤンマ 

 産卵中の♀。たまたま見える所に留まったので、餌でも獲ったかと思ったら、腹部を曲げて産卵体勢になっていた。何とか全身が見えるヨシの葉の隙間を見つけるが、手前に細い枝がある。
2020年6月20日

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