ご近所のトンボ不均翅亜目ヤンマ科 >コシボソヤンマ

コシボソヤンマ

Boyeria maclachlani

ドロンジョ 腹部がくびれたヤンマ。ヤンマの♂はたいていくびれてるもんだけど、極端にくびれてるし、♀もくびれてる。
 数年前まで、あまり見ないと思っていたけれど、その後けっこう見かけることが多くなり、薄暗い水面を飛んでる大形のヤンマなんで、オニヤンマだと思って見逃していた可能性が高い。
 2016年に撮ってたのは、近所の川のやや上流の2カ所。そこそこの幅のある川の、中州があって流れが細く、上に樹が張り出していた。ところがここは夏休みともなれば、水遊びをする子ども達で賑わう。なので、他の場所を探さなくては、と思っていたら、2018年に、西の川の支流で飛んでるのを見つけたけど、その後は悪天候で増水し、そこで撮れたのは2019年のシーズン終盤。

コシボソヤンマ

 オナガサナエの産卵を撮ってたら、夕方近くに対岸の岸近くを往復しだした大形のとんぼがいた。コシボソヤンマの♂だった。横から撮っても特徴が出ないんで、上から撮りたいところだけど、対岸はちょっと近づけない。
2016年8月13日

コシボソヤンマ

 上の絵の数キロ上流。ここでも♂がパトロールしていたけど、やはり横からしか見えない。その中州を隔てた対岸に交尾中のペアがぶら下がっていた。
 わかりにくい絵なんで、立ち位置やカメラの設定を変えてたら、繋がったまま林の奥に消えた。
2016年8月19日

コシボソヤンマ 

 産卵中の♀。岸辺の樹の根っこに産卵してた。岸辺の樹の根に留まっては、すぐに飛び、また次に行ってを繰り返した上で、やっと産卵場所を決めたようで、長時間留まって産卵をしている。
♂も濃い褐色らしいのだけど、黒にしか見えない。♀はちゃんと褐色に見える。
2016年8月19日

コシボソヤンマ 

 やはり、コシボソヤンマらしいのは、横からではなく上からの絵、ということで、水面が川岸よりも2・3メートル低く、見下げで撮れる西の川の支流で橋の上から。ただし暗くてブレまくってたので、流れに空が映って光りシャタースピードが稼げる場所で撮ってみた。逆光気味になるし、水面のぎらつきがうるさいけれど、「らしい」からいいか。
2019年9月1日

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