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サラサヤンマ

Sarasaechna pryeri

イワツバメ 春のヤンマ。4月の終わり頃、裏山の池の周辺で羽化が見られる。そして、しばらくは目立たないが、5月の中旬くらいイワツバメが育雛で飛び回ってる時期から、裏山の林縁でホバリングを交えながら飛んでいるのが見られるようになる。
 裏山だけじゃなく、その奥や上流域の湿地など、わりとどこででも見られるし、陽の当たる草地の上でも飛んでるし、同じコースを飛ぶし、比較的長い時間、ホバリングしてくれるしで、飛翔中を撮りやすいヤンマ。ただし、撮り放題の期間は3週間くらい。
 たまに留まると、地上ギリギリの低い所が多く、枝葉や草が被ってしまい、上からしか見られないことが多い。飛んでるところにしか遭遇しないんで飛翔ばかりを撮ってるトンボもいるが、このサラサヤンマは、留まってるより飛んでる方が撮りやすいんで、飛んでるところを多く撮ってる。

サラサヤンマ

 羽化直後の♀。
2015年4月27日

サラサヤンマ

 飛行中の♂。飛んでいるところに近づいて行けば逃げる。ところがこっちが動かないとすぐ近くまで寄ってくる。なので低い所で巡回していると、他に行った隙に、ホバリングしてたあたりで立っていると、上からホバリングが撮れる。
 名前の由来の「更紗」模様がよく見える。
2015年5月11日

サラサヤンマ

 やはり飛行中の♂を横から。1・2メートルくらいの高さを飛んでることが多いので、定番の絵。
2017年5月19日

サラサヤンマ 

 産卵中の♀。あまり水の溜まってない湿地に産卵するようだけど、草の間で見通しがきかないことが多い。
 この個体は、樹の倒れた後の湿った窪地の苔むした石の上で産卵を始めた。
2019年5月30日

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