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ムカシトンボ

Epiophlebia superstes

アオバセセリ  「ジュラ紀の生き残り」や「生きた化石」として有名なトンボだけど、1億5千万年も生きているわけではなく、その時代の原始的なトンボの形態を残してるだけ。それでもトンボとしては長命でセミ並に7年くらいの寿命がある。
 コマドリやサンコウチョウが来る時期に、川の源流域を高速で飛んでいる蝶とトンボがいる。蝶はあたりの花に留まり、アオバセセリとわかった。トンボの方は、近くに留まってたのがクロサナエやヒメクロサナエで、大きさや黒と黄とで、こういう飛び方もするんだと思い込んでしまってたが、後にムカシトンボだったと気付いた。
 それで近所にそこそこ生息場所があることがわかったけれど、わかっても高速で飛ぶし、♂が♀探しに飛んでる時は撮れそうだけど、川面が見通せなかったり暗かったりで、なかなか撮れん。

ムカシトンボ

 コマドリを見に行ってたら、山道の上を、ムカシトンボらしきのが飛んでる。餌を捉まえた際には留まるだろうと見てたけれど、えらい高い樹冠に上がって消える。ようやく見える範囲に留まったのがおったけど、やっぱり高杉。
2018年4月22日

ムカシトンボ

 低い、といっても2mくらいに留まったのがいたので撮ってみたけど、羽化不全のようで、後翅が片方伸びきっていない。
2018年4月22日

ムカシトンボ ムカシトンボ

 そろそろ産卵時期かと、♀を探す♂を探すのだけど、背景がすっきりせんし、フォーカスが合わせにくい。
2019年5月10日

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