クロイトトンボ属の中では大形のライトブルーのトンボ。出逢った時は、とりあえずは色と尻尾の先のブルーに黒い隙間があるかを見るんで、♀だけいるとわかりにくい。眼後紋や後頭条の確認は撮ってから。
その昔の大糸線は、ライトブルーの電車が走っていた。京阪神緩行線や阪和線の電車と同じ色なんだけど、旧式の電車で何となく薄く見えた。それでこのライトブルーを「大糸色」と呼んでいたが、そんなライトブルー。
裏山の池で見かけたこともあるけれど、探して見つかるもんでもない。平野部よりも山林に隣接したような池で見ることが多い。以前は東の湖に流入する川の水源地の湿原で撮ることが多かったけれど、最近は、専ら別の湿地。
2016年6月17日