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ホソミイトトンボ

Aciagrion migratum

ホンカンさん  その名の通りの細身の身体とバカボンのおまわりさんのように左右がつながった眼後紋が特徴。
 成虫で越冬するトンボ。アオイトトンボ科の2種のように、夏に羽化しそのまま越冬し翌春に産卵する年一化ではなく、夏型と越冬型とがあって、外見も多少違う。
 越冬型は、どこでもいるわけではないが、よく見かけ、山際にいるトンボというイメージがある。上流域に他にお目当てがあって行ったらいたとか、中流域や田んぼでも山が近いといたりと、どこで遭遇するかわからない。
 夏型は、やはりどこで遭遇するかわからないがその機会が少ない。越冬型が産卵してた水域近くに、夏に行けばいそうなもんだが、そういうわけでもなく、夏型の交尾や産卵シーンにはお目にかかってない。


ホソミイトトンボ

 タカの渡りを見に行った際に、途中の山中の水溜まり脇にいた♀。越冬型の特色の「木星」っぽい目玉。
2014年9月21日

ホソミイトトンボ

 コマドリを見に行った際に、道の脇の草むらにいた越冬型の♂。
2018年4月19日

ホソミイトトンボ 

 以前にモリアオガエルの産卵を見に行った神社池にいた♂。夏型は越冬型よりも緑がかっている。
2015年8月2日

ホソミイトトンボ

 近所の川の上流域で、水の入った田んぼでホソミオツネントンボと一緒に産卵していたペア。
2019年5月3日

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