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ホソミオツネントンボ

Indolestes peregrinus

サンショウクイ  翅を閉じて留まるアオイトトンボ科2種は、ともに成虫で越冬する。近くでよく見るのはこのホソミオツネントンボの方。
 越冬中に林道脇などで思いがけず突然の出会い頭で見かけることもあるが、青く成熟した個体は、山林に近い浅い水溜まりや田んぼで見られる。
 裏山の池でもたまに見かけるが、むしろ初夏に夏鳥を見に行くと、山際の水溜まりのような池に来てるのを見ることが多い。以前はサンショウクイを見に行く際に山の麓の人工池で毎年見ていたが、その池は埋められてしまい近年は山沿い田んぼで田植え前に見ることが多い。


ホソミオツネントンボ

 4月始めには青くなっているのもいる一方で、裏山の少し奥でミソサザイの囀りが聞こえる林道では、やっと活動を開始して、これから青くなるという♂もいた。
2019年4月7日

ホソミオツネントンボ

 裏山。池の周囲の小さな池。4月始めには周囲のアセビにコツバメが来て、青色になったホソミオツネントンボもいた。いよいよ春という頃。
2014年4月2日

ホソミオツネントンボ

 裏山の奥、アカショウビンやトケンがおるかと見に行った途中の浅い池に、6月も末なのに、同じく越冬組のホソミイトトンボと一緒に産卵していた。
2016年6月28日

ホソミオツネントンボ 

 近所の川の上流域の田んぼに、田植え前に水が入る頃に集まって来るホソミオツネントンボ。交尾や産卵も見られる。
2024年5月4日

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