絶滅危惧種、それも絶滅危惧IB類だけど、裏山の古い池で、初夏から秋まで、羽化直後から成熟まで、林内から水辺へと移動する間に見られる。見られる時期がけっこう長い期間で、狭い範囲ということで、簡単に見られるんであまり有難みはないけれど、ブルーの目玉やグリーンからオリーブ色の背中の色彩変化など、色合いがきれいなんで、よく撮っている。
ただ、繁殖活動は抽水植物の間で行っているようで、交尾や産卵を見かけることはめったにない。
見るのが繁殖前ということで、水辺よりも近くの林内が多いのだけど、広葉樹は枯れたり倒れたり、アセビやナンキンハゼが増え、鹿に食い荒らされシダ類ばかりだった下草にはノボロギクが増えていて、その間に入り込むので、ついでにオウセイボウやルリモンハナバチを見かけることもあるけれど、けっこう腰にきつい。
2017年6月13日